導入の目的 |
オーダーメイド製品(インテリア建材)の梱包時間を大幅短縮し、生産工程を改善したい。 |
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導入の決め手 |
段ボール加工時間の無駄をなくし、梱包作業をオンデマンド化(自動化)でき、 現場全体の効率化を図ることができる。 |
得られた効果 |
梱包作業にかかる人件費の削減&無駄な作業スペースを約80%削減し、土地の有効活用! 荷姿の美粧性を保てることで、製品のブランド価値&顧客満足度の向上にも。 |
顧客の要望に合わせて、ミリ単位でサイズの異なる製品を取り扱っているため、梱包に既成の段ボールを使用するとサイズがぴったり合わず、すき間ができてしまうことが大半でした。そこで、既成の段ボール同士をつぎはぎしたり、一つ一つ手加工で製品に合わせて箱をカットする梱包作業は大変時間がかかり、生産工程に遅れが発生していました。
そこで、梱包作業を行うスタッフを増員し、生産計画に間に合わせるよう対応していましたが、気がつくと倉庫内の大半を占める、およそ350㎡の場所を梱包作業スペースに充てている状態でした。
ERKELENZ(エルケレンツ)- Uwe ERKELENZ 社長
さまざまな解決策を模索する中で、オーダーメイド製品には、その製品ごとに合ったサイズの段ボールを準備することが最善であると考えました。
そこで『Just fit BOX』を導入したところ、どんなオーダーメイド製品にも、その場ですぐにぴったり合う段ボールが製造可能に。段ボールの加工時間を大幅に削減できたことで梱包作業のスピード向上に繋がりました。また、倉庫内で膨大な場所を占めていた作業スペースは、およそ350㎡から70㎡へ縮小し、約80%の無駄なスペースを削減することができました。
より生産性の向上を目指すべく、空いたスペースを別の生産工程のために有効活用ができ、経営者の私としては『Just fit BOX』で梱包作業をオンデマンド化できることは非常に効果的でした。
製品を受け取った顧客がまず目に触れるものは外装ケースです。輸送中の商品破損などなく、無事に製品が届けられた場合でも、その見た目が悪いと顧客からは敬遠されます。『Just fit BOX』導入前は、生産計画に間に合わせるため、急いで梱包作業を行ったり、既成の段ボールをつぎはぎしていた荷姿は美粧性(見た目)を損なっていました。すると、たびたび顧客側からのクレームが届く状態となり、結果的に製品自体の価値を下げていることに気がつきました。
『Just fit BOX』を導入すると、弊社のような長尺製品や平たい製品でも、段ボールに継ぎ目の出ない美しい荷姿で顧客に届けることができたため、製品の洗練されたデザイン、またシャープさがより際立ちました。
梱包作業における人件費や作業スペースにかかるコスト削減が行え、製品のブランド価値を高めることができる『Just fit BOX』は、まさに一石二鳥です。また、機械の操作性も良いため、今後設備の追加導入を検討しています。今後も、誰からも愛される製品を世に送り出していきたいと考えています。
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